うつろぐ

うつなので、楽しいことだけする

『「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本』を読んで

 

読もうと思った理由

現在の自分の状況がまさに「やっぱり怖くて動けない」だから。

根性?の問題だとも思っていたけど、何か動き出さないと変わらないってわかっているけど、動き出すのが怖くて、現状に甘えようとしている。それが変えられなら、動き出せるならと手に取った。

パラパラと手に取った時、頭で考えて動くのではなく、自分の気持ちを大事にするようなことが書いてあるのが目に入って、今の自分がやりたい方向に近いと思って読んだ。

 

読んで見ての感想

読んでみて、すごく自分にヒットする言葉がいっぱいあった。

「〜〜しなければならない」「失敗してはいけない」にとらわれている私は、「失敗すること」「負けること」の恐怖を抱えていて、我慢をしている。

人間関係においても、相手とぶつかること争うことを恐れるあまりに我慢をしている。その結果、相手を責める気持ちを内側に抱え、イライラしている。それなのに、「相手が悪くない」とすれば、「自分が悪い」という勝つか負けるかの二元論しかない。

相手の気持ちを憶測で考えて恐れているから、ネガティブなループが始まって、ずっと恐れが積み重なっていく。

 

そういった恐れのパターンが幼いころにつくられたというところが、めちゃくちゃ私とピッタリあってた。

小さい頃から積み重ねられた母の言葉で、私は常に自分の言動を縛られていると感じてイライラしていた。

体調が悪い時に休んでも「行けばなんとかなったのでは?」と、自分がサボっているような罪悪感を感じたり、まさに私。

 

でもこういった恐怖は「自分が勝手につくり出した恐怖」でしかないし、そこから脱出するには、自分の心の声を聞いて尊重すること。

 

ちょうど占い師にも言われていたこととも、自分が思っていたこととも一致して、とにかく自分の感情を聞いて尊重して、その上で、他者とも会話をきちんとしようと思えた。

実際、夫と再度は話したし。

 

私としては、前に進む一歩になったと思える一冊でした。