うつろぐ

うつなので、楽しいことだけする

『妻が抱える「夫ストレス」』を読んで

読もうと思った理由

以前、夫源病の本を読んだことがあって、まあ、そんな感じかなと思った。

私自身が夫にストレスを感じていたので、どう対処するのか、どう仲良くやっていけるのかを知りたくて手に取った。

読んでみての感想

以前から、夫婦のコミュニケーション関係の本を読んでいたせいか、スルスルスルーって読んでしまった感じ。

本書の最初の方で、子供時代の家族との関係性が将来の夫婦関係にも影響するっていうのは、よくわかっていることでもあったけど、やっぱりそうなんだなあと思った。

「待つ」ことを続けると、幸せや満足をもたらしてくれるのは「相手次第」という不安に晒され続けながらも、自分甚だしく依存的にしていきます。

この依存しがちな点についての説明として、ああって腑に落ちた気分がした一文でした。

私、受け身で、受け身だからこそ依存的なるんだなあ。依存される側はしんどいよね。

本書の中盤は「他者中心」から「自分中心」になること、心の自立の必要性について書かれて、その方法が書かれていく。

 

関係を悪化させる争いのコミュニケーション

・「でも」とすぐに相手の言うことを覆す。

・「そうだね」という同意の言葉を決して言わない。

・「悪かった」などと謝ったことがない。

私もそうなんだけど、夫とのコミュニケーションが自分の気持ちをぶつけるための闘争のコミュニケーションになっているから、それから抜け出す必要がある。

思考タイプの夫婦は会話をするのが言葉の応酬で争っていきがちです。

自分たちのことが書いてあるんだと思った。

私も夫も会話自体が、言葉の応酬になってるもん。

この争いのループを自分から降りて、自分が傷つかないことを優先することが書いてあって、そうだなと思った。

 

最近読んだ別な本でもあるけど、頭で考えて行動を決めるのではなく、自分の感情を第一にすることが大事。

この本にも

自分の感情を判断の基準にできない人には、決断できないのです。

理屈に変に長けてる分、感情で物事が決められなくて、だんだん自分を見失っていくパターンにまさに今、私は陥っている。

自分の感情を大事にすることが自分を守るってことだから、ひたすら自分ファーストが大事。

 

少しずつ、ゆっくり。

離婚したいんじゃない、夫に傷つけられる生活から抜け出したいだけ。

少しずつ、ゆっくり。

がんばろう。