うつろぐ

うつなので、楽しいことだけする

『「大人の引きこもり」を救え!』を読んで

読もうと思った理由

働かない生活ってできないのかなあって思って、図書館を歩いていた。

「働き方」とか「稼ぎ方」とかの本がたくさん並んでいて、人の関心ごとが働いてお金を稼ぐことで、働くことを当たり前だと認識してるんだと思った。

で、社会学の棚で「引きこもり」の単語が出てきて、ああ、私引きこもりたいんだなって思って、大人の引きこもり問題の現場っぽい本を手に取った。

読んでみて思ったこと

やっぱり働かないといけないのかなあと思った。

休職中とはいえ、実質引きこもりだよなあ。

本書の中でも、

仕事を辞めて6ヶ月間職につけなかったらもう問題だと思う。

って書いてあった。

私は、一年以上休んでる。

引きこもりが生まれやすい環境として

経済力がある

(両親の)夫婦仲が悪い

親の規範意思が高い

子供の話を聞かない

引きこもりになりやすい子について

自己主張が苦手

成功体験が少ない

人との間に壁をつくりやすい

外見は大人でも中身が幼い

わあ。身に覚えがある〜。

本書中に引きこもり生活による精神への影響とかも書いてあって、やっぱり引きこもり良くないなあとは感じた。

人間て、適度に外的刺激を取り入れないとどんどんバランスを欠いていってしまうものなのね。

 

でも働きたくねーなー。

『カウンセラーが語るモラルハラスメント』を読んで

 

読もうと思った理由

夫がモラハラっぽいから。でも、モラハラで一般的に言われている人物像と比べると全然普通の人。

むしろ私の方がヒステリー。

もっと深くモラハラについて知ろうと思ったから。

読んでみて思ったこと

読みながら思ったことは、私みたいに相手の行動がモラハラの典型的なパターンに一致してなくてもこっちがモラハラと感じて、被害を受けていれば、モラハラなんだなってこと。

それと、モラハラ加害者に対して「モラハラだ!」「あやまれ!」「言動を直せ!」ってのは意味がないんだなと。

 

私の夫の言動はたまたま私の性格や受け取り方の結果、私にとってモラハラ的な精神的傷を与えていたのかもしれない。

だから、私が変わる、もしくは私以外の人間なら夫はモラハラパーソンではないのかもしれない。

でも、私にとっては夫の言動はモラハラだし、その結果、私は罪悪感や後ろめたさに漬け込まれて、自分を見失って、どんどんドツボに落ちていた。

だから、夫から離れるしかない。

夫の言動が私を傷つけてると説明しても、受けれてもらえない、むしろ激しく責められるなら、夫から離れるしかない。

 

モラハラパーソンはモラハラを認めないし、自分の言動を変える気もないから、モラハラパーソンを説き伏せようと攻撃するだけ無駄だし、自分の傷を深めるだけ。

モラハラパーソンとの付き合い方は、離れるか許容するか。

離れる方がずっと簡単だ。

モラハラパーソンであることを受け入れ、その言動に振り回されない、傷つかないようにするのはかなり辛い。というか不可能に私は思える。

だから、この本を読んで、私は夫と離婚することはしょうがないんだなって思えた。

 

夫がモラハラ、もしくはモラハラかもって人はみんなこの本を読んでほしいな。

モラハラ被害者が加害者化する点についても説明があって、自分がモラハラに囚われることが、モラハラ被害の連鎖をつなぐことになるってことに気づける。

また、そこに気づくと、モラハラに対峙しつづけることが本当に百害あって一利なしだって納得できる。

 

被害者にとって優しいだけの内容ではないけど、モラハラ対処としては一番正しいことを教えてくれてる気がしました。

『生協の白石さん』『おかえり。5年ぶりの生協の白石さん』を読んで

 

読もうと思った理由

週末、夫と今後についての話し合いで、やっぱり打ちのめされた私は、精神がめちゃくちゃ。

なんかまともに考えようとすると涙出てくる。

よくないなあ、と思っていた時、目に止まった。

昔、読んだことがあるけど、おかえりの方は読んだことなかったから、まとめて読んで、ちょっとクスリと笑いたかった。

 

読んでみての感想

クスリと笑えたし、今の私にとってちょっとがんばろうかなって思える部分もあった。

人生の先輩(?)からのアドバイスっていいもんだ。

『妻が抱える「夫ストレス」』を読んで

読もうと思った理由

以前、夫源病の本を読んだことがあって、まあ、そんな感じかなと思った。

私自身が夫にストレスを感じていたので、どう対処するのか、どう仲良くやっていけるのかを知りたくて手に取った。

読んでみての感想

以前から、夫婦のコミュニケーション関係の本を読んでいたせいか、スルスルスルーって読んでしまった感じ。

本書の最初の方で、子供時代の家族との関係性が将来の夫婦関係にも影響するっていうのは、よくわかっていることでもあったけど、やっぱりそうなんだなあと思った。

「待つ」ことを続けると、幸せや満足をもたらしてくれるのは「相手次第」という不安に晒され続けながらも、自分甚だしく依存的にしていきます。

この依存しがちな点についての説明として、ああって腑に落ちた気分がした一文でした。

私、受け身で、受け身だからこそ依存的なるんだなあ。依存される側はしんどいよね。

本書の中盤は「他者中心」から「自分中心」になること、心の自立の必要性について書かれて、その方法が書かれていく。

 

関係を悪化させる争いのコミュニケーション

・「でも」とすぐに相手の言うことを覆す。

・「そうだね」という同意の言葉を決して言わない。

・「悪かった」などと謝ったことがない。

私もそうなんだけど、夫とのコミュニケーションが自分の気持ちをぶつけるための闘争のコミュニケーションになっているから、それから抜け出す必要がある。

思考タイプの夫婦は会話をするのが言葉の応酬で争っていきがちです。

自分たちのことが書いてあるんだと思った。

私も夫も会話自体が、言葉の応酬になってるもん。

この争いのループを自分から降りて、自分が傷つかないことを優先することが書いてあって、そうだなと思った。

 

最近読んだ別な本でもあるけど、頭で考えて行動を決めるのではなく、自分の感情を第一にすることが大事。

この本にも

自分の感情を判断の基準にできない人には、決断できないのです。

理屈に変に長けてる分、感情で物事が決められなくて、だんだん自分を見失っていくパターンにまさに今、私は陥っている。

自分の感情を大事にすることが自分を守るってことだから、ひたすら自分ファーストが大事。

 

少しずつ、ゆっくり。

離婚したいんじゃない、夫に傷つけられる生活から抜け出したいだけ。

少しずつ、ゆっくり。

がんばろう。

将来をうまく考えられない

休職して、そろそろ1年。

 

「仕事復職すべき」なんだろうなと思う。

社会が受け入れやすい考え方。

がんばれるなら、それが一番いい。

わかってる。

 

でも、選べないんだ。

「復職すること」

一年前の環境に戻ること。

だって、逃げ出してみたら、働く意味がわかんなくなって、そのまま。

働かなくても生きていけそうな場合、働きたい人って少数派だと思う。

私、働かなくても生きていけるんだよなあ。当分。

 

専業主婦になるとか、このまま実家の世話になるとかもあるけど、

多分、経済的に自立できそう。

貯金もあるし。

 

一人暮らししようかな。っていうか、できるな。

 

なんか、鬱じゃないよね?

うつ病の人ってこんなんじゃないよね?

私、普通だよね。

 

だから、休職してちゃだめだと思うんだよ。

病気じゃないなら、復職するか退職しなきゃ。

病気じゃないけど、復職しようとすると涙は出るし、しゃべれなくなるけど、仕事を思い出さなければ、病気じゃないんだから、生きていけそうなんだよなあ。

 

退職したい。そのために家族の了解がほしい。

でも、夫とコミュニケーションが取れてない。

夫に退職後どうするのかを夫が納得する形で示せてない。

 

もう、しんどいなあ。

『しょぼい起業で生きていく』を読んで

読もうと思った理由

株の売買がちまちまと利益を産んでいること、メルカリに出品したものがちまちま売れること、などから、自分したいことできることをちまちま売ってお金に変えていけないかなって思って。

大きく稼ぎたいのではなく、なんとなくフワフワ生きていたいなって。

テレビのぽつんと一軒家とかみてて、あんまり現金が必要ない暮らししたいなあってのもある。

読んでみた感想

気になる言葉とかをメモしながら読んだけど、引っかかることや参考になることが多くて、もう、まとめることができないくらい。

 

出だしから、

「サラリーマン生活がしんどい=落伍者」ではない

すげーうれしい。私さ、ずっとレールから外れた人生じゃなかったから、うつ病で休職って、まさにレールから外れたって感じで、しんどかった。

そんなふうに感じてしまう自分もしんどかった。

職場にいっぱい休んじゃう人間いたし、お客にもいろんな人生の人いたけど、自分がその立場になると打ちのめされるってことは、どっかで過去のその人たちのこともさげずんでいたのかなって。

 

後半の対談のところに出てくる

その契約をしたのであれば、労働者はその権利を全て取るべきなんですよ。これは(中略)システムが悪いんだから、その契約のものとに認められた権利は有給だろうが労災だろうがすべてとらないと。そうじゃなければ、給料を自主的に返上してるのと同じですよ

めちゃくちゃ刺さる。

今、自分が休職していることで職場にコストをかけていることに罪悪感がある。

誰も直接責めてないのに、すごく責められてる気分にもなる。でも、こう言うことだよね。

開き直るわけじゃないけど、そういう契約で採用試験受けて受かって、雇用されていたわけだから。

 

あとこれからの生き方の考え方に近いなあって、あやふやに思っていたことが言語化されてるなって感じたのが次、

 

いつもやっている行為をお金に換える
「生活の資本化」(コストの資本化)
「いま、これができそう」を積み重ねていく方がリスクは少ない

今、自分がスタートしようとしている仕事(?)の仕方がこんな感じかなあ。

自分がなんとなく思っていることが、先に実践していて、ちゃんと成功してるって安心する。

 

あとすごく共感したのが、

仲間たちのたまり場、ある意味サロンのようなものを目的としてスペースを構えたい、どうせスペースがあるなら喫茶店もやる

そうそう、私もこう言う場所がつくりたい。

私、さびしがり屋だから、友だちがたむろしやすい場所をつくっていつも誰かがいるみたいな空間にロッキングチェアに座るおばあちゃんみたいなポジションになりたい。

「推しは推せる時に推せ」を痛感した

私はあまり課金しない。

だから、オタクとして失格なんじゃないかってよく悩むし、熱中して追っかけてる時間がすごく短い。

3ヶ月くらいで落ち着いちゃう。

 

にわかなんだけど、2021の正月に久しぶりのPerfumen(Perfumeのダンスコピーする男性3人組)の動画を見て、懐かしさからいろいろ調べていたら、MeseMoa.にハマった。

 

課金はしなかっただけど(時々購入を悩んだことはあるけど)、Twitterでメンバーの卒業を知った。

 

 

あああああああああああああああああああああああああああああああ。

 

だめだ。

やっぱり言葉にできない。

はあ。

私は、白服さんから入って、ややぷんちゃん推しの箱推しなんだけど、はあ。

 

推しは推せる時に推せって、わかってたんだけどなあ。

好きだった特撮俳優が引退したり、まあね、あるしね。

好きだったアーティスが久しぶりに調べたら、まあ、いろいろあったりさ。

はあ。

 

誰にも伝わらない話だけど、だめだなあ。

でも、みんなが最後に揃うステージは応援したい気持ちです。

年齢的に参戦するの嫌だったけど、参戦したいです。