『すみません、金利ってなんですか?』を読んで
読もうと思った理由
お金について勉強しようと思ったけど、難しそうな本は読む気が起きなかったため。
著者の肩書きに「元国税局ライター」とあったので、元税務の仕事をしていた身としては親近感が湧いたため。
ただ、税務関係の人間が金利わかんないなんて絶対ないと思ったので、タイトルに疑問を持ったため。
本の内容について
「お金のことがまったくわからないまま大人になってしまった」梅田さんが、「元国税局ライター」の小林さんに教えてもらうという対話形式で、お金の基礎を学ぶ内容。
目次から拾うと、「金利」「源泉徴収」「株や投資」「税金」「銀行」「リバ払い」「保険」「年金」「仮想通貨」など。
社会に出て仕事をしていると、なんとなく聞いているし、なんとなく知っている単語ばかり。
知った気になったり、気になってるけど知らなくてもなんとかなってるから放置してたり。
そう言ったものが、平易な言葉で説明されており、とてもわかりやすい。
社会人になったばかりというより、お金に関する単語をなんとなく知ってるくらいの社会人の方にオススメ。
本書の「はじめに」に梅田さんが書かれている通りの対象に最適化されている、まさに狙い通りでと思いました。
読んだ後の感想
自分でも知っているけど、人に説明できるほどじゃないことについて、改めて答え合わせできた感じ。
自分の知っていること、感じていることが間違ってないんだと安堵するとともに、40代としてちょっと恥ずかしかった。
ちっとも難しいこと考えてないし、世界情勢と経済の関係もわかってないし、株も投資も儲けられる気がしない。
でも、なんとなく社会人として生きていくだけなら、この本の内容が頭に入っていればだいたい大丈夫。
そう思えました。