『40代からのスターティングノート』を読んで
読もうと思った理由
40代で、これからどうしようかなあと悩んでいるため。
パラパラみた感じ、実際に自分でノートに書き出しなどの作業をしながらこれからを考えていく本のようなので、実際に自分のこれからを考えるのに具体的な作業があるのはいいなと思った。
本の内容について
定年に向けて、早めに定年後の人生を考えましょうという内容。
主人公の安倍玲二が14年後から来た「安倍玲二」からに導かれて、自己のセカンドライフを考えるうちに、大きな事件が起きて、最後にはパラレルワールドとして、14年後から来た「安倍玲二」とは違い人生を歩き出すというお話がメイン。
14年後の「安倍玲二」からさまざま課題が出されるが、それがそのまま読者が取り組むワークにもなっている。
まずは自分が1人で行うものから、夫婦で考えるものまで。
基本的に男性向けに書かれているので、時々イラっとする部分もあるが、実際に紙にいろいろ書き出したり、考えたりするのは役に立った。
最初茶番だと思っていたお話の部分も、後半はとても参考になった。
安倍玲二には4人のの友達がいて、それぞれに奥さんがいる。5人はそれぞれ違う仕事をしており、人生も違うので、それぞれの意見の違いや仕事に関する感覚の違いなど、リアルで参考になった。また、後半女性が活躍するシーンもあり、勝手にうれしくなった。
読後の感想
「40代からの」ってついてたから、転職とか含めた話かと思ったら、定年後の生活がメインなんだと思って、少しがっかりした。
だけど、退職した場合を考えるのにも役立つので、課題は実際にやってみた。
退職後増えるもの減るもの、5年後10年後の生活。自分がどれくらい考えているのかわかっているのかの目安にもなった。
夫婦で考える課題は、ぜひ夫としてみたいと思った。
これからどんなふうに生活していくのか、やっぱりできたら夫婦で生活していたい。夫が好きだ。夫と楽しく暮らしたい。