『カウンセリングを受けたいと思ったらQ&A』を読んで
読もうと思った理由
すでにカウンセリング(のようなもの)を受けているが、自分側の心構えや目的意識なので効果や効率が変わるんであれば、有効だなと感じたため。
本の内容について
下記の4章の内容をそれぞれQ&A方式で、解説している。
第1章 カウンセリングってなんだろう?
第2章 カウンセリングを受けたいと思ったら
第3章 カウンセリングが始まったら
第4章 カウンセリングを受けて、良くなった人たち
第4章は実際の事例が載っているので、自分の状況に近い人の流れとして参考にできる。
やさしい言葉づかいの文章なので読みやすく、カウンセリングを受ける際の心理的ハードルを下げるため内容となっていると感じた。
読んだ後の感想
私自身、現在カウンセリングというか職場の心理相談に月1回通っている。
本の中にカウンセリング前に、カウンセリングのゴールを設定することが書かれていたが、症状の方が先にあり、いろんな人に相談した結果カウンセリングがスタートしたので、ゴールを意識したことはなかった。
多分、開始した時はとにかく逃げたくて仕方なかった。目の前のことからすべて。
今、ゴールを定めるとしたらなんだろうな、って思うと、自分が生きやすい生き方を選択したいってことかな。
現在は、人との接触を極力減らしてストレスを減らしているけど、人と接触するようになるとまたストレスを感じるようになる。当たり前だけど、それでも生きていけるのが理想だよなあ。
第4章の事例はとても参考になった。
学校の先生が学級崩壊で休職に追い込まれ、その後カウンセリングを通して復職する内容。
ちゃんと教職がしたいという気持ちがあって、理想の教師像とそのためにどうしたら良いかを考えて、復職していっている。
その事例と比べると、私は職場に戻ってもう一度仕事したいという気持ちがまったくない。他の仕事も特に今何もしたくない。お金がないとどうしようもないってところに追い詰められないと仕事をしない気がする。
それでいいって正直思ってるけど、身の回りの人がそれを許すわけないよなあとも思っている。
私のカウンセリングってゴールを見つけることがゴールなのかな。