うつろぐ

うつなので、楽しいことだけする

[はじめに]うつ病になったこと

40代半ばで、『うつ病』という診断をもらった。

 

うつ病になったという気持ちは、診断書をもらって仕事を休職して半年経った今でもない。

うつ病に対するイメージやうつ病についてネットや本で調べた内容と比較しても、私の状態はとても軽くて、正直、根性や責任感や性格みたいな問題で、ただ私が頑張れないだけなんじゃないかなって思ってる。

 

でも、職場の相談医と臨床心理士も、通院している心療内科も休みなさいって言ってくれたから、休職させてもらった。

笑える話なんだけど、休職したら、とても復職が難しくてなかなか復職できない状況になった。

医者に復職OKって書いてもらわないと復職面談にまず辿り着かない。

書いてもらおうと思っても、本音は働きたくないし、とにかく逃げたいので涙が出続ける。

自分が泣こうが辛かろうが、どうしても働きたい!という気持ちに私はなれない。(なんて根性なしなんだ)

 

占いに行ったら、1年は休んだ方がいいって言われた。

1年!? 休職して、もう半年も経ってるのに?

涙出てきた。でも安心もした。

休んでいいんだ…て。

とにかく好きなこと、楽しいことをする、もしくは何もしない時にはしない、そんなふうに過ごすことに半ば強制的になった。

それが、「うつ病」で人生を休むことになった、私の今の日常だ。